一夜の夢幻(ゆめ)

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どこから聞こえてくるのか と声の源を探すと、 目の前に 薄ぼんやりと 無くなってしまったはずの 桜並木が現れていた。 そして、その枝に 白装束の男が座っていた。 「あなたは誰?」 「我が名は朔夜。 おまえが呼んだものだ」
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