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「ヒョン…もうすぐ着いちゃう…もっとゆっくり走ってよ…?」
「これ以上スピード落としたら倒れるから…」
「じゃ、遠回りしよ?」
「マジで風邪ひくぞ?俺が…」
「それは困る…」
このままいつまでも着かなければいいのに…
でも…
「ユチョナ…着いたぞ…?」
「…イヤだ…ヒョン…もう少し…」
「ユチョナ…」
「…離さないからね…?」
ヒョンの体にギュッとしがみつき頬と唇と胸と腕と脚と…触れられる場所全部重ねて、ヒョンの体温を感じてる…
「…ね…一緒に…行こう…?」
もっともっとヒョンの温もりが欲しくなる…
「…ヒョン…一緒に…俺の部屋に行こう?」
「………ユチョナ…」
「…もう、1ミリだって離れたくないよ…」
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