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坂本「挨拶が遅れてすまなかったな、ビショップ中佐殿」
ビショップ「いや……」
目の前の少女はやはり軍服のようだが、海軍の士官用制服だろうか?
少なくとも現代のメジャーな国の制服ではない気がする。
どこかで見た記憶はあるのだが……
坂本「ああ、心配するな。 あの二人には罰掃除を命じておいた」
そして、やはり無許可だったのか。
トゥルーデ「中佐も部屋に戻ってくれ……」
トゥルーデと呼ばれる少女は、キョロキョロと周囲を見渡す。
よくは知らないが交戦中の軍事基地で国籍不明の不審者を一人で歩かせるわけにもいかないのだろう。
トゥルーデ「しかたない、私が……」
その時、ハンガーにサイレンが鳴り響いた。
聞きなれた電子的なサイレンではなく、一昔前の映画に出てくるようなサイレン音。
トゥルーデ「ネウロイか!? こんな時に!」
坂本「とにかく、ブリーフィングルームに……いや、シャーリーとルッキーニを出すか」
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