シャーリー「もがれる翼の断末魔?」

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芳佳「リベリオン航空部隊のウィリアム・ビショップさんです」 ペリーヌ「リベリオンの…… もしかして、ユニットから落ちたんですの?」 芳佳「あ、はい……」 ペリーヌ「お怪我はございませんこと?」 ビショップ「え、ええ……お陰様で」 ペリーヌ「レディに傷を作らないお役に立てたのならハーブもきっと本望ですわ」 芳佳「ペリーヌさん……」 ペリーヌ「か、勘違いしないでくださるかしら? ま、今回は新入りさんのようですし? 大目に見ておくだけですわよ」  ペリーヌと呼ばれた少女は癖の強いのか、巻いているのかわからないウェーブのかかった髪をいじりながらそっぽをむいた。  仲間思いのいい子のようだ……あまり目立つタイプではないと見たが。
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