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刹那
「朝から溜息なんてらしくないな。なんかあった?」
腰を屈めて私の
机の前で心配そうに
見つめてくる
刹那に凄く気分が
沈んでしまい
泣きそうになるのを
必死に堪えて
笑いながらフラれた
事を相手に伝え
皐月
「ははっ…、私彼氏に
フラれちゃったんだ。
なんか好きな人が
できたんだって!
まぁ、私みたいな奴
魅力のカケラもないし…。
仕方ないね!」
そんな私を見た
刹那は優しく
頭をぽんぽんと撫でてくれた
それから真剣な顔で
刹那
「皐月には、
もっといい奴がいるって!
だからあんまり気にするな」
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