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私は2階に上がると
ランドセルに筆箱と連絡張だけを入れ黄色い通学帽を被り急いで家を出た。
『いってきます。』
ドアを明け久々の通学路をあるく。
足取りが重い。
一学期が終りホッとしていたのに…
このまま学校行かないかな…
そんな事を考えていると 後ろから声をかけられる。
「ゆいちゃ-ん」
いきなりの元気な声に
真っ暗な表情の私は
びくついてしまった。
「あーやっぱりゆいちゃんじゃん。おはよう。」
『あっ。アスカちゃん、おはよう。』
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