始まり

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とりあえずベッドから降り朝ごはんを食べに 下のリビングに向かう。 階段を降りようとすると後ろから声が聞こえる。 「どけっ!ゆい! どあ-遅刻する」 後ろからすごい顔で お兄ちゃんが部屋から飛び出してきた。 私を軽く押し退け階段をタタタッと降りて行く。 またか…と思いながら ゆっくりと私も階段を降りる。 それにしても、どあ-って叫び方も… 私のお兄ちゃんは 私と10歳も離れてるくせに私よりも子供の部分があるなと私は勝手に思っている。
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