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ぅぅっ…
悲しみにくれた
あの日の夕方。
ただ一人で
小さくなって
声を押し殺して
泣いていた
「どうしたらいぃ?」
これは一時間前の話。
一人で公園にいた
空を眺めて
こうして一人の時間が
すごく、落ち着いた
~♪~♪
携帯が鳴る
「はい…」
『ぁ、俺俺!』
先輩の男友達。
「なしたの?」
『やあ、暇なんだよねえ…今なにしてんの?』
嫌な予感が
この時からしていたんだ。
「散歩」
『まぢ?どこにいんの』
「うーん、近くにある公園」
『暇だから今から行くわ!』
焦り始める自分
「ぇ、あ…来なくてっ…」
プープープー
言い終わる前に
電話は切れた。
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