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「あー、成る程。これは夢か。さっきの殺されるシーンも含めて夢か」
「現実じゃよ」
……アンタに言われても説得力ないよ。
「じゃあ証拠見せてくれよ」
「承知」
爺さんはそう言って、水晶玉を取り出した。
「これを見るのじゃ」
水晶玉を見ていると、映像が映し出された。
「これは?」
「今現在の下界の様子じゃよ」
水晶玉に映るのは、式場。
遺影には僕の写真。
遺族として俺の家族、親戚がいて、その他の席には学校の先生や、青髪ピアスな海斗、早苗もいた。
早苗は、泣きじゃくっていて、見ているこっちも泣きそうになる。
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