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「ついたぞ」
僕達の居た場所から階段を上がり、少し歩いた場所に部屋はあった。
なにかネームプレートに書いてある。
KTB 活動中?
なんだこれ?
KTB?薬を作る部活?
ここほんとに職員室なのかな?
「ここって本当にしょく……」
「まぁいいから入れ。入ればわかる」
そういって彼女は部屋に入ってしまった。
仕方なく僕は後に着いていった。
そこは職員室とは一転……自由な部屋だった。
教室よりは少し狭く、テーブル、タンス、ソファなどが置いてある。
ゲームを真剣にやっている男性。
なんだここ?
一人で寂しくないのかな?
まったくわからないんですけど。
「くるみはん。遅かったやないか」
ゲームを真剣にやっていた男性がゲームを辞め、こちらにくる。
髪は少し長め、身長も少し大きく、顔は見るからに穏やかそうな顔だ。
「入部希望者を連れてきていたら遅れてしまった」
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