季節外れの葉っぱ

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  「そうだったか?そんな昔の事は忘れたよ」 「過去の事は振り返らないみたいに遠くを見るように外を眺めないで下さい。昨日の事ですから!」 「だから忘れたと言っただろ。風見拓真君」 「今言った!僕の名前」 「あっ」  感情の籠ってない声を出し、わざとらしく口元に手を押さえた。  この状態が続くと自分の体力が持たない。 「話を戻しますが、部員は何時来るんですか?」 「だからさっきも言ったろ。淳二しかいない」 「……え?」 「私と淳二、そして君だけだ」  そんな馬鹿な話がこの世に転がっているか?  部員が今まで二人しかいなくて、ましてや男女で。  ほんとにここは部なのか?  この二人出来てるのか?  そう言うことか!!  K(カップルを)T(誕生させる)B(部)  彼女欲しいけど無理矢理作りたくないな……
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