パラレルワールド

3/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
妹が出ていってようやく寝れる。 『わけないけどなっw』 僕(もう頼むから帰って!もう寝なきゃ!) 『クマつくってあかねちゃんと顔合わせらんねぇもんな~』 僕「だから違うってば…」 さっきから出てくるあかねちゃんというのは、僕のクラスメイトの子。 因みに席が隣でよく喋るんだけど。 『僕の好きな子なんだ。』 僕「ちょっと!びっくりするからやめてよ!一人称変えたら君が誰かわかんないよ!」 『だなw声も一緒だしな~』 僕(はぁ、また妹に怒られるからあんまり僕を怒らせないでよ。) 『あれで怒ってたのか?てかさらっとチキン発言したな。妹にビビってちゃなんも出来ねぇぜ?』 僕(なにが?) 『うぶなやつだな~16歳の同い年とは思えねぇぞ』 僕(悪かったね!) 『あのーもしもし?』 あれ? 『なんか他のが来たな。』 僕(ややこしいから、名前名乗って喋って!) 因みに同姓同名なのは以外に少ない。 中には江戸時代のまま時代に変化がないパラレルワールドがあって、護衛門とかいうすごい名前の僕もいたっけ。 静香『どうも。静香です。今晩わ~』 僕(え!?女の子!) 『静香?お前こいつの脳に割り込んでくるの初めてだよな?』 静香『あ、いえ、二回目です。』 僕(え?僕知らないよ?) 静香『はい、ちょうど爆睡してらっしゃって、その時は100人程度アクセスされている方がいたので、お喋りさせていただきましたー。』 『お前の脳、チャットみたく使われてるぞw』 僕(僕は毎日それ思ってるけどね。)
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!