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「うぅ…んっ」
大きな欠伸を一つし空を見上げる
「んっ…はぁあ…昨日の雷が嘘みたい…」
ため息を出すように小さく呟く
ふと視線を戻すと森の方から何かが光るのが見えた
「…?何かしら…」
「(あっちは森だけど見るぐらいなら…怒らないですよね…)」
森に近づくとある人物が目につく
光り輝く弓矢を持ち、弓矢を射る、マタンに似た女の子
「私にそっくり…!?」
マタンは気づかれないようにゆっくり女の子に近付く
「…」
女の子は手を上に上げると光が集まり光る矢が作られた
「凄い…」
その矢を掴み力強く引っ張り矢を射った
先にある的にかすれ外れてしまった
「また外れた…」
肩で息をする女の子
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