雷雨の夜に

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昼の快晴が嘘のように思わせるほどの激しい雷雨が降り続く 「あわわ…」 小さな洞窟を見つけ雨宿りするルイン 「うぅ…びしょ濡れです…」 スカートの裾を掴み雫を落とすようにバタバタさせる 明かりがないため周りは見えず少し戸惑っていた 「うぅ…此処は何処でしょう…?国の近くでしたら大変です…」 すると 「しまったな…雨が止まないと帰れないな…」 いきなりの声に驚く 「はっひっ!?人ですか!?」 「誰だ…?」 「わたっ私はルインと言います…!」 「そんな驚くな、此方も、お前の方も姿は見えないはずだ」 「ひゃい…」 落ち着くルイン 「(どうしよう…国の人だったら…何かされちゃうのかな…)」 「(でも…こんな雨だから出来ないよね…)」
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