才果て

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「僕はなんてことをしたんだ。ごめんねハルカちゃん、許してくれるかい?」 「落ち着いて××くん。私はハルカじゃなくてコウジ」 なんてことだろう。 僕は幼馴染みと見知らぬおじさんを見間違えていたようだ。 「そんな、じゃあハルカちゃんはどこにいるんだ」 「それを見つけるために旅をするんでしょう?」 そうかそうだった。 僕はにっこり笑ってみせて、ミサイルに向かって走った。
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