最果て

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目を覚まして自室からリビングに向かうと両親がセックスに励んでいた。 だから僕は側にあった出刃包丁で二人の首を切り裂き、いただきますと呟いた。 「おいしいなぁ」 豪勢な料理が置かれたテーブルを囓りながら僕は呟く。 これより美味しいものがこの世に存在するだろうか、いや、存在しない。 僕がこうしてばりぼりと囓っているのだからそれはサンタクロースは青色だという事と同じくらい当然の事だ。
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