最果て

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「や、どうしたんだきみ。泣いてたらご飯が美味しくないぞ」 「ああ神様、僕のハルカちゃんをどこにやったのですか。僕はこのままでは死んでしまいます」 神様は札束で鶴を折っていた。だから僕は死んだ。 「うわぁ、意地悪しないでください」 「すまんすまん、きみが悲しそうだったのでな」 神様はすぐに僕を生き返らせてくれた。 馬鹿め。それでは死んでくれと言っているようなものだ。
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