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栄華を誇る月都は、数々の科学技術や、芸術で出来ている。といっても過言ではない。
複雑かつ荘厳な、美しいフォルムの数々の建築物は、科学技術ありきの芸術であるからだ。
そして今、月都の空は、赤い爆発や、青い架電粒子によって彩られていた。
ビルには謎の戦闘文明の、駆逐艦の破片が突き刺さり、あちらこちらで月ウサギが、銃を握り締め、息絶えていた。
「対空コジマ砲ッ!充填完了ッ!」
「目標ッ!敵戦艦第一艦橋ッ!放てッ!」
そして、青と赤に、更に緑が追加された。
緑の粒子は、一つの柱となって、戦闘文明の戦艦の艦橋を吹き飛ばした。
「試作除染粒子散布ッ!急げ全員死ぬぞッ!」
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