1妄

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「ねぇ、マキ、さっきから見られてるよ。 ホラあそこ、オッサン。 きもッ」 エリカが極限まで左へ向けた黒目の方角には、数人の通行人が見える。 動く人影の中、ひとつだけ微動だにせず目についた。 .
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