0人が本棚に入れています
本棚に追加
だが、足を絡めるほどの大きなものは見つからず、辺りにはﾊﾞﾗﾊﾞﾗになったｹﾞｰﾑﾃﾞｨｽｸがｹｰｽから顔を出していた。
「いっけない!!」
焦りながらﾃﾞｨｽｸをかき集めていた私は直感していた。
重い物体の正体……
それは…
ﾀﾜｰのように積み上げられたｹﾞｰﾑﾃﾞｨｽｸだ!!
私はｹﾞｰﾑをしたらそのまま片付けずに放っておくﾀｲﾌﾟだから日々のｹﾞｰﾑが山のように積み上がりｹﾞｰﾑの塔を形成したのだろう。
もちろん棚にｹﾞｰﾑの収納ｽﾍﾟｰｽを設けているのだが、ﾌﾟﾚｲした後どうしても放置してしまう。
理由はわかっている。
私が面倒くさがり屋なだけだ。
集合住宅で朝から慌てっぱなしの私は不意に冷たい風を感じた。
最初のコメントを投稿しよう！