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海榮丸が海を航行すること約1時間半。
双眼鏡を覗く二等航海士の吉田が何かを発見した。
「ターゲット船を確認…あぁ!?」
突然声を張り上げた吉田に山中が驚いた。
「どうしました!?」
吉田は少し言葉を詰まらせ、
「ターゲット船が…燃えている」
中丸が双眼鏡を覗き込むと、韓国のイカ釣り漁船が炎上している。
「…!?」
中丸が何かに気付き、双眼鏡を置いた。
そして二人に背を向け、船橋を出ようとする。
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