プロローグ

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午前10時30分 俺、伊達匠(ダテタクミ)は全身の痛みで目を覚ました… 「うわぁぁぁ!!!!」 痛い、痛い。 なんだこの痛みは、そしてここはどこだ? 周囲を見渡す限り、自分の家ではないのは確かなことだ。 「目が覚めたみたいね。変態さん!」 「はぁ!?」 急に現れて、俺を変態呼ばわりしたのは、俺と同じ高校の制服を着ている美少女だった。 だが、見慣れない顔だ。 髪は、栗色のポニーテールでモデルみたいな抜群のスタイルをしている。 顔がむすっとしてるところから、気が強いタイプだなきっと… 「ここは、保健室。あんた気絶したのよ」 「ふーん…んで、ポニーテールの美少女さん。なんで俺は、気絶してんの?」 「び、び、美少女//!?誰が美少女よ!そんなの自分で思い出しなさいよ!」 そう言って、ポニーテールの美少女さんは、保健室から出ていってしまった。
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