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「俺の名前は櫻井芳樹。
ヨシキって呼んでくれればいい。」
「わかった。ヨシキ、ところで君は何者だい?魔法を使っているわけではなさそうだが…」
え…これはあの名台詞を吐かないと駄目?
嫌だなぁ…シラケるのわかるもん…まぁやるか。
「禁則事項です☆」
「あぁ~、やべぇ腕が鈍ってきたな~。」
「だろうな。盗賊相手に負ける…ごめん、悪かったからその剣を降ろして!」
うぅ…冗談のつもりだったのに…
「ま、簡単に言うと『言えない』んだ。」
「むぅ…まあいい…では奴等盗賊の味方では無いと信じていいのか?」
「ああ。だって、俺は通りすがりのデュエリストだからな。」
「本当にか?」
「何だよ…信じられないのか?」
どうしたらいいかな…
「ヨシキさ~ん」
「あっ、サラ。」
証拠を探しているとサラがやって来た。
「あの娘は雪族?まさか貴様は誘拐犯なのか?」
「阿部さ…「悪かった。」この娘は俺が盗賊から救ったんだよ。」
「そうなのか?雪族の娘?」
「ええ」
「よし、信じよう。」
「少女の意見は信じるとは貴様ロリコンだな!?」
「少女に罪はない。」
「へ、変態だ…!」
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