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大人しそうな可愛く、美しい姫様は馬車を降りるなり、
「マリウスが変態なのは今更として…よろしければ私の城に来ませんか?」
「姫様!私は変態ではありません!紳士です!」
「「………。(ジトー)」」
姫様と俺でジト目でマリウスと言われた変態な騎士を睨む。
「で、そちらの旅のお方…ご返事は…?」
「だが断る!」
「「ええええええええ!?」」
マリウスとサラが叫びをあげた。
「ヨシキさん!折角のお城ですよ!行きましょうよ!」
「何、姫様のご厚意を蹴っているのだ貴様!」
何を騙されているんだ、サラ!このフラグは絶対に力を試されるフラグだ!
そう言おうと思っていると…
バキッ!
何かの折れる音がした。
音のした方を見ると、姫様が折れた扇子を持っていた…
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