プロローグ

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全てを祝福する聖なる夜 街は恋人たちで賑わい、家では家族で賑わう そんな日の夜、とある街の裏路地で気絶した不良の山に座る一人の男が居た 男はその山からおり、足元に転がっている少し大きめの箱が入った袋を手に取る 「……うわ、ケーキがグチャグチャだよ…彼奴ら怒るだろうな…はぁ…」 ため息を吐き、もはやゴミと化したケーキの入った箱を不良の山へと投げつける 「今日はついてねーねぁ…」 ポケットに手を入れ、白い息をしながら裏路地から出る .
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