第1章『決意へ』

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ルシファーは何か唱え始め、周りの何人かも同じ事を始めたのだ。 「ここに災厄を誘う。呪術・落成葬!」 とルシファーが言うと、突如として村人が死んでいったのだ。 「い、息が…」 「なんだこれは…体が…」 など村人の叫びは絶えなかった。 「おー流石は師団長…いやルシファーさん。いきなり範囲系呪術ですか。」 「逆にそれ以外でどうやって一気にやるんだ。」 「それもそうですよねー」 ルシファーは周りを確認し始めた。 「…村人全員が死んだとは思えないが、大量に死んだから撤退するか。」 「そうですよねー『白騎士団』に見つかったら流石に無事に済まないですもんね。」 「そうだ。全員撤退だ!」 ルシファーが言うと、黒の師団は全員村から離れて行ったのであった。
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