11人が本棚に入れています
本棚に追加
「ま、まあよろしくな天下無敵。
俺は千林 翔。呼び方は自由にしてくれ」
「合点承知でござる」
言い方古いよ天下無敵…。
「して、そちらのおなごは?」
「あ、私は大宮 凛。
水属性のゲームプレイヤー」
「よろしく頼みまする、凛様」
「さ、様?」
天下無敵の言葉に若干どもる。
様ってなに、こんな言い方されたことない。
「か、堅苦しいな…凛でいいよ」
「そうでございまするか?」
では、と咳払い。
…イケメソだなコイツ。
「次、次。凛、ガチャ」
「せかしすぎ」
まぁ、今目の前でSレア出たから私がSレア出すことはまずないだろうし。
期待せず紙を拾った。
刹那のまぶしい光。
おさまった瞬間、私はまた目を疑うことになる。
何故なら、そこにいたのは
「一一…御呼びでしょうか、姫」
水属性の中でも屈指の守備力を持つ一一一…
「【反逆騎士】明智光秀…っ!?」
最初のコメントを投稿しよう!