先生×生徒

6/12
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
この時裕太を帰さなければ 無理矢理でも仕事を切り上げれば あんな事には、ならなかった あれから30分ぐらい過ぎて 教室の鍵を掛け 忘れていることに気づき 教室に行くために少し薄暗い 廊下を通り抜けかけたとき (ガタン!!) ひとつの部屋から物をとが聞こえて 覗くと 「っ!!」 俺は知らず知らずのうちに ドアを蹴り飛ばし 中にいた奴に 殴り掛かりそうになったとき 誰かが確かに小さいこえで 俺の名を呼んだ 振り替えると裕太が 震える体でしっかりとけど弱々しく 「やめて」と言っていた 中では裕太が 襲われかかっていた あと数分遅れれば 考えたがけで、頭に血が昇り 自分でも驚く程低い声で 「出ていけ、 そして二度と裕太の前に現れるな」 と言っていた 奴等が出ていき 痛いぐらいに 静まり反った中に 裕太のすすり泣く声が聞こえた
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!