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翌日、医師の言う通り、
すんなり身体は動いた。
ベットから降りようと身体を起こすと
痛みと共に違和感を感じた。
たくさんの配線に、私は繋がれている。
肩から左腕にかけて全てと、
右の二の腕、頭と包帯を巻いている。
ゆっくり布団をはがして両足を見ると、
太ももは内出血と青紫色のアザ。
擦り傷も見つかるが、
どうやら骨折はしていないようだ。
しかしこんな傷、今までだって負った
経験がないはず。
一体、何……!?
その時、病室のドアが開いた。
一人の看護士が中に入ってくる。
『おはようございます。起きて大丈夫?
今は歩き回ったりは出来ないけど、
これから少しずつ身体動かしていき
ましょうね。私はこれから担当する
中島です。何かあったらすぐ横のナースコールを鳴らしてください。』
可愛らしい感じの看護士さん。
歳はいくつかな…!?
私より、2、3歳上かな。
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