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青島の蝦夷を思う気持ちを引き継ぎ、私は蝦夷の調査に明け暮れた
〈最上は蝦夷地をアイヌを悪いようにはしない。必ずアイヌにより良い知識を授け幕府との友好の懸け橋を渡してくれることだろう。ぜひ彼の活動に協力してやってほしい〉
何処までお人好しなんだ青島という男は
釧路湿原を旅立つその時タンチョウヅルが一斉に飛び立ち、私の前途を祝い景気づけるかのように声を上げた
そこに青島、君の声が聞こえた気がしたよ
〈最上、お前は偉大なる男だ。俺がついてる。胸を張れ!〉
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