こたつの中で
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俺はそこで、ふと悪戯を思い付いた。 妹の細っちい足を掴んで引きずり込んでやろう。 しめしめ。 と、俺が腕を勢いにまかせてこたつに入れようとした時だ、妹はスッと立ち上がった。 「宿題やってなかったー、えへへ、やってくるねお兄ちゃん」 そう言って妹は自室に駆けていった。 ちぇ。 妹の姿が見えなくなったことだし、俺も塾に行く準備をしなければ。 そう思って、掴んでいた足を離してやった。
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