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優也…
いっぱい傷つけてごめん。
いっぱい不安にさせてごめん。
ひろみを好きになってくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。
「結婚しよう」って言ってくれてありがとう。
ひろみもね…優也が『好き』…。
愛してるよ…。
ほんとは分かってるの…
あなたと結婚したほうがシアワセになれることくらい…。
でも…わたし…行かなきゃいけない場所(とこ)がある…。
わたしは優也を振り切って…
隆弘の元へと向かった…。
隆弘の元へ駆け出すわたしの頭の中には隆弘との思い出が繰り返し巡っていた。
「まだ間に合いますか?」
隆弘はまだひろみのことを忘れていませんか?
隆弘の1番の席はマダ空いてますか?
もしわたしの願いが叶うなら…
わがままはこれで最後にするから
だからお願い…
隆弘とわたしを…もう一度…巡り会わせて…
お願い!
ひろみの…『初恋』を…叶えて!
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