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「お前がぶつかったせいでこいつの右腕が折れちまったんだけどなぁ~」
「あぁ~痛い!!痛すぎて死んじゃいそうだな~」
「ですから、ぶつかったことは何度も謝っているじゃないですか!!」
「謝るだけじゃ駄目なんだよなぁ~君の体で謝ってよ」
「ちょっ!!やめてください!!離してください!」
おいおい、どんだけ欲求不満なんだよ。
てか、折れたって言った人は普通に右手で引っ張ってるし~
理不尽過ぎるし~
あぁゆう人達ムカつくわぁ~
「ねぇねぇ、そこの理不尽野郎共!!」
「「「はぁ?」」」
そう言って女の子の前に出て三人の手にチョップをかました。
「いってぇな!!何しやがる!?」
「ん~?いやだってさ、こんな可愛くて華奢な女の子にぶつかっただけで骨なんて折れないし!
てか、そんなんで折れちゃうほど柔なんて~格好悪い!!」
そう言ってクスッと笑うと三人共顔を真っ赤にして。
「うるさい!!馬鹿にしおって!!」
「でもお前もなかなかの上玉だな……男か女か分からんけど、しかもその着物は奇妙だな」
「まあ性別なんて別にいいさ!!こんなに綺麗な顔だしな!!その着物は高く売れるだろう!」
そう言ってニヤニヤして見てくる男達。
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