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来てみたはよかったけど町も人も可笑しかった。
家は全部木で出来ていて道路も舗装されていない。
人々もみんな着物、男の人は丁髷で所々に刀を腰に差している。
そして俺らを訝しげに見ている。
可笑しい…ここは俺らのいた世界じゃない?
ここの人達の格好を見ると幕末あたりか?
取りあえず離れない方がいいよな。
「蒼香、離れんなよ。ここは色々危険そうだ」
そう言いながら隣を見たら蒼香がいなかった。
あのバカッ今どういう状況かわかってないのか?
そして焦りながら俺は蒼香を見つけるために走り出した。
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