第一章

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‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ だいぶ走ったけど蒼香は見つからなかった。 くそっ!なんで居ねぇんだよ!まさか殺されたとか?いやそんな事はないはず!! アイツは運動神経は抜群だから走ればまず誰も追い付かないだろう。 自分が危なかったら逃げるだろうし。 そう考えながらまた探しだそうとした時。 「そこの奇妙な服を着た怪しい男」 後ろからそんな事が聞こえた。 怪しい男って俺か?そういや制服じゃん俺。 迂闊なことしたな~こんな格好して走りまわったら目立つに決まってんのに。 そう思いながら後ろを振り返るとダンダラ模様の浅葱色の羽織りを着ている男たちがいた。
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