至福の時間

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コンビニで朝食を買って それを食べながら登校。 すると1つ先の通りから 同じクラスで親友の“ゆう”こと 悠一が現れた。 悠一は涼の存在に気付かないようで 涼はそのままスルーして ゆうはスタスタと学校へ向かって歩いて行ってしまう、 涼はその姿を見て 急いでゆうを追い掛けた。 そして 涼はゆうに飛びかかる。 ゆうは涼よりも一回り小さい なので 見た目では、上から寄りかかっているような形になった。 「よう!おはよう、ゆう。  こんなとこで会うなんて奇遇だな!」 そう言いながら 涼はゆうの髪の毛をわしゃわしゃした。 「はようお…って  やっ、やめてよー!」 ゆうは嫌がりつつも どことなく楽しそうな表情。 見た目が女子っぽいうえ 口調までもが女子っぽい。 なので はたから見れば 朝からイチャコラしてるカップルにも見えてしまうような光景を 繰り広げながら 2人で登校していった。
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