どうせこんなファンタジー

ここから始まるファンタジー

『……て………きて』

…………ん？

……なんだ？

『……………起きろや!!!!!』

｢…………わﾞぁﾞぁﾞぁ!!!｣

いきなりの大声にビックリして眼を開いてみればあらまビックリ!!

………目の前にオレがいた

｢…………なして？｣

『ま、まずは落ち着こうよ!!僕死んじゃう!!』

理由は分からない、けど殴らないといけない気がしたからこの神々しいオレをボコボコにしてみた

『………はぁ』

あっ、メッチャ落ち込んでる

｢………まぁ、悪かった。元気出せよ｣

泣いてるジンに対してジンはハンカチを渡した

ちなみにこのハンカチは泣いている神々しいジンの衣服の一部である事はあえて言わない

殴った時に引っ張ったら破けたのだ

『………あ、ありがとう。君って優しいんだね』

｢おぅ!!オレは何てったってオレだからな｣

えっへん、とジンに対して胸を張るジン

『強いのに優しさもあるなんて素晴らしい!!』

泣き終えてパチパチと拍手をしてジンを褒めるジン

…………なにこれ。