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『……………あはっ』
「……ハァ……ハァハァ……」
『………息遣いが荒いよ?』
「……黙ってオレに体を預けろ」
『や~だよっ!どうせ激しくされちゃうもん!』
「………うっせぇなぁ。痛いかもしんねぇけど我慢しろよ?
………一発で心臓握り潰してやるからよぉ!!!!これ以上逃げんじゃねぇ!!!」
…………あっ、かれこれ1時間くらい追い駆けっこしてます
変な事想像するはずがないよな?
「………ってか追い駆けっこはもういいから!!結局本題はなんだったんだよ!!!」
急に立ち止まって本気で促すジン
肩は上下に揺れ、顔には若干の疲れが見える
『………そうだね』
一方神々しいジンも話す気なのか、今までの態度とは一変していつものジンよろしく鋭い目付きになった
神々しいジンはジンに向かい合って深呼吸し、眼をゆっくりと開きながらジンと視線を交わして言った
『………僕は、君。そして君は僕。しかし君は僕ではない。また、僕も君ではない。………分かるかい?』
ごめん、さっぱりわからん
「………????」
『その顔じゃあ全く理解出来てないね。まぁいいよ、いきなりこんな事言われたら理解出来ないに決まってる。でも続けるよ?………いい?』
「………お、おぅ」
ジンの承諾を得た神々しいジンはアホ面絶好調のジンを置いてさらに話を続けた
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