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「おいてめェ!!さっきから偉そうに御託を並べやがって!!何様のつもりだ!?」
しかし俺の精一杯の脅しも、侵略宇宙人にはまるで効果がなく、平然と返された。
「俺は至高のペダン星人と言ったはずだ。下等な地球人ごときが意見していい相手じゃあねえんだよ。」
そして俺の手首を掴むと易々と腕を捻り、俺を団長様の席に向かって放った。
間一髪机上のパソコンを床にぶちまける前に、長門が受け止めてくれた。
ホントにコイツが居て良かった。
「地球人。」
ペダン星人は俺を上から見下ろすように言ってきた。
「先程の行動は、我々ペダン星人への反抗と見なす。貴様の軽率な行動で、地球人は滅亡する。己の非力さ、愚かさ、下等さを呪いながら、我々ペダン星人の前から消え去るんだな。」
そう言って手首のブレスレットのようなものに触れると、青白い光を放ちながら消えてしまった。
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