1193人が本棚に入れています
本棚に追加
「ん・・・」
いつの間にか寝ちゃったみたいだ。
太陽は見えなくなり空が紅く染まっていた。
「帰らなきゃ・・・」
部屋できっと黒澤が待ってる。
ベンチから起き上がると地面に何かが落ちた。
なんだろう?
手に取ってみると・・・
「上着・・・」
誰のだろう。
裏を見てみると
「っ・・・!?」
"雨宮琉依"
バシッ
上着を投げ捨てる。
「くそっ・・・!!」
そのままにしておく訳にもいかないから拾って部屋へ帰る。
「・・・・・・・・・返さなきゃいけないよね・・・・・・・・・はぁ」
最初のコメントを投稿しよう!