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「ん・・・」 いつの間にか寝ちゃったみたいだ。 太陽は見えなくなり空が紅く染まっていた。 「帰らなきゃ・・・」 部屋できっと黒澤が待ってる。 ベンチから起き上がると地面に何かが落ちた。 なんだろう? 手に取ってみると・・・ 「上着・・・」 誰のだろう。 裏を見てみると 「っ・・・!?」 "雨宮琉依" バシッ 上着を投げ捨てる。 「くそっ・・・!!」 そのままにしておく訳にもいかないから拾って部屋へ帰る。 「・・・・・・・・・返さなきゃいけないよね・・・・・・・・・はぁ」
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