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僕は今雨宮琉依のクラス、S組の前にいる。 「はぁ・・・」 近くにいる人に声をかける。 「あの・・・」 ?「・・・何?」 「あッ雨宮君いるかな・・・?」 ?「・・・いねぇ」 「・・・何処にいるかわかる・・・かな?」 ?「生徒会室じゃね~の?」 「・・・」 ?「・・・それだけ?」 コクン 「・・・ありがとう・・・」 お礼を言って帰ろうとしたら ?「待てよ」 腕を捕まれる。 「イタッ!!」 ?「俺といいことしない?」 ニヤニヤしながら近づく。 「やっ!!離してッ!!」 ?「ククッ・・・その顔いいな」 腕を振り払おうとするがうまくいかない。 「やっ!!誰かっ・・・!!」 周りを見て気付く。 みんなニヤニヤしながら見てる。 そうだ・・・ 助けてくれる人なんていないんだった。 諦めようとした時・・・ ?「離せよ」 みんな声のしたほうを向く。
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