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生徒会室に入ると、生徒会全員が揃っていた。 会「何の様だ」 乾「あっあの、雨宮君に・・・」 会「琉依に?」 雨「あぁあ!!昨日の!?」 会「昨日?」 雨「そっ!!昨日彼に上着貸したんだぁ♪」 会「上着?」 雨「わざわざ返しに来てくれたの?」 「はい・・・ありがとうございました」 雨「どう致しまして♪」 「じゃ、失礼しま」 雨「待って!!」 「えっ?」 腕をガシッと捕まれる。 雨「せっかく来たんだからお茶でも飲んでゆっくりしてって?」 「えっ・・・あの・・・授業があるので・・・」 雨「少しでいいから、ね?」 「あっ・・・やっ・・・」 腕を引っ張られてソファーに座らされる。 雨「あっ?彼は付き添い?よかったら一緒にどう?」 雨宮は黒澤にも声をかける。 黒「・・・・・・いい」 雨「遠慮しなくていいよ?」 黒「・・・・・・」 雨「ほら、座って座って♪」 雨宮はそう言って黒澤に手を伸ばした。が パシッ 雨「つッ!?」 黒澤に振り払われた。 副「なっ!?琉依に何するんですか!!」 会計・書記「「琉依に近づくな!!」」 会「貴様ぁぁ」 「あっ、あの、ごめんなさい!!」 黒「・・・・・・」 「黒澤。謝って」 黒「・・・・・・」 「龍司」 黒「・・・スマン」 会・副・会計・書記「「「「・・・・・・」」」」 雨「あ・・・うん。大丈夫だよ」 「龍司おいで。座ってお茶飲も?」ニコ 黒「・・・」 黒澤はしぶしぶ僕の隣に座った。 学園一の問題児、黒澤が謝ったこととその黒澤を従わせる乾に会長・副会長・会計・書記は唖然としていた。
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