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キッチンからソファーの様子がよく見える。
「じ~ん?ちょっと手伝って」
会「なんで俺様が」
そう言いながら仁が来た。
仁はすぐ俺の腰に手をまわしてきた。
「ちょっ!!仁!!やめろって!!」
会「照れんなって」
仁は俺の耳を舐める。
ピチャ
「やっ//ん・・・じっ仁!!これ運んで!!」
会「チッ、めんど」
「お待たせ♪」
俺は紅茶をテーブルに置く。
会「・・・ん」
仁はお菓子とケーキをテーブルに置く。
「さっ食べよ♪」
俺はアイツの向かいのソファーに座る。
俺の隣に仁が座ってきた。
仁は俺の腰に手をまわす。
「ちょっ仁やめろよ!!」
乾「いただきます」ニコ
まだまだ余裕か・・・クスッ
「あっ!!ねぇ君名前なんて言うの?」
乾「あっ・・・乾悠斗です」ニコ
「俺は雨宮琉依!!琉依って呼んで♪あっ悠斗って呼んでもいい?」
乾「いいですよ」ニコ
「そっちの人の名前は?」
黒「・・・・・・」
「龍司」
黒「・・・・・・黒澤龍司」
「・・・・・・紅の狼ボソッ」
黒「?」
「龍司って呼んでいいのかな?」
黒「・・・・・・呼ぶな」
「じゃぁ黒澤ね♪」
黒「・・・・・・」
アイツと黒澤の関係が気になるが今はいいか。
アイツを見ると顔色が少し悪い。
クスッ。まだまだこれからだよ。
「悠斗大丈夫?」
乾「え?」
「元気ないように見えるけど」
乾「なんともないですよ」ニコ
無理して笑ってる(笑)
副「へぇ~。ショックじゃないんですか?元会長の親衛隊さん」ニヤ
副会長ナイス♪
「え?じゃぁ仁の知り合い?」
会「知らねぇよ、こんな奴」
あ~あ、言っちゃった。
笑いを堪えてアイツの顔を見る。
あ・・・れ?
乾「クスッ。過去のことですよ」ニコ
さっきまでの辛そうな笑顔と違う。
な・・・んだ・・・コイツ。
end
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