牧野始と狂気の学園

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それは朝会に突然起こった。 ピーンポーンパーンポーン…と校内放送が流れ出したのだ。 え、何々? こんな朝から呼び出しくらった奴がいるのか? と、教室内は騒然となった。 そして、スピーカーから声が響いた。 カースカスカス!テメェら、おはようございますだカスが! 俺は大山皇帝様だ! 早速だが、俺はテメェら桃柱の全校生徒及び教師共に宣戦布告することにしたぞカス! 明日から学園侵略を開始するつもりだから、俺の下僕になりたい奴がいたら1のBに来やがれ!以上! ピーンポーンパーンポーン… 放送が終わった。 気でも狂ったんじゃないのか…? 思わず声が漏れてしまった。 こんなの先生が放っておくわけがないだろうが。 大体どうやって放送室に入ったんだ…? そこに、担任の原田先生から一言。 面白そうじゃないか!お前らどちらに付くかよく考えておけよ! …は? 何言ってんだこの教師は。 何で当たり前の様に生徒による宣戦布告を受け入れているんだ…。
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