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|゚ノ ∀ )「…………」
爪 ゚-゚)「レモナ、戻ろう……」
|゚ノ ∀ )「え、ぇ……」
動かなくなった姉者を埋葬し、レモナは宙を見つめる。
虚ろな目から涙が溢れる事はなく、ただ拳を握って、自宅へと戻って行った。
なんて呆気ないんだろう。
なんて、ヒトは容易く死ぬのだろう。
でもショックを受けている暇は無い。
少しでも早く、少しでも被害を減らさなければ。
けれど、はやる思いは空回りばかり。
どんなに焦って薬を作っても、その結果はひどい物だった。
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