第五話 『ひつようあく。』

186/243
前へ
/1182ページ
次へ
翌朝、ベッドに伏す仲間達の元にレモナが足を運び、苦しそうに寝ていた彼女達を叩き起こして、武器を持ち広場に集まる様に言った。 ふらふらと各家から出て来た仲間達に背を向けたレモナが、刃を片手に口を開く。 |゚ノ ∀ )「襲撃するわ」 爪;゚-゚)「え……レモナ、げほっ……何を……?」 |゚ノ ∀ )「言ったでしょ、襲撃するのよ」 爪;゚-゚)「どこ、に?」 |゚ノ ∀ )「ラムダ族の村へ」 爪;゚-゚)「けほっ、ラムダ族、!? でも彼らは……げほっ、何も……」 |゚ノ ∀ )「…………」 爪;゚-゚)「レモナ……いきなり、どうし……けほっ」 |゚ノ ∀ )「口答えをしないで」 爪;゚-゚)「へ……」 |゚ノ ∀ )「これは命令よ、口答えをしないで」
/1182ページ

最初のコメントを投稿しよう!

758人が本棚に入れています
本棚に追加