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レモナが村の中を走っていると、小屋の扉が開き、中から一人のラムダ族がふらりと出て来て、レモナの姿をじっと見つめる。
そして小さく頭を下げてから跪き、首を差し出した。
|゚ノ ∀ )「…………あぁ……そう言う、事」
切り落とせと言わんばかりに差し出される首、そこに刃を当ててから刃物を高く掲げ、まっすぐに降り下ろした。
ざくりと、引っ掛かる事なく断ち切られる肉と骨。
刎ね飛ばされた頭が地面に転がり、頭部を失った体が地面に倒れる。
一瞬だけ戸惑いを見せたレモナの顔には、もう、諦めに似た何かが浮かぶだけ。
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