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被害者が認めた虐殺は、あっと言う間に終わりを迎えようとしていた。
ラムダ族は皆、何も言わずに殺される事を望んだ。
そのお陰と言うべきか、大した時間もかけずに、ラムダ族の殆どを殺し終えた。
最後の一つである小屋の前に移動していると、一足早く扉が開いて、住人が姿を現す。
ラムダ族最後の一人、はまだ殺していないと気付いていた、彼女。
二人の子供を除いて、これでラムダ族を皆殺しにする事となる。
レモナは刀身に付いた血を振って飛ばし、彼女の傍へと、ゆっくりと歩いた。
これで最後、あなたを殺して、ラムダ族の村が終わる。
静かな虐殺行為が、やっと終わろうとしていた。
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