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『ね……お願い、きいて……くれる、?』
|゚ノ ∀ )「なあに?」
『…………子供たちを、お願い』
|゚ノ ∀ )「……任せて」
『はっ……げほっ……ありが、と……ありがとう…………』
|゚ノ ∀ )「ねぇ……最後に、もう一度名前を、教えてくれる?」
『ん……良いよ、レモナ……』
彼女が小さく頷いて、その場に跪いてから、そっと頭巾をはずした。
やっとレモナの目に映った顔、その姿。
それは初めて見るのに、何故だかひどく懐かしく感じた。
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