第五話 『ひつようあく。』

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『ね……お願い、きいて……くれる、?』 |゚ノ ∀ )「なあに?」 『…………子供たちを、お願い』 |゚ノ ∀ )「……任せて」 『はっ……げほっ……ありが、と……ありがとう…………』 |゚ノ ∀ )「ねぇ……最後に、もう一度名前を、教えてくれる?」 『ん……良いよ、レモナ……』 彼女が小さく頷いて、その場に跪いてから、そっと頭巾をはずした。 やっとレモナの目に映った顔、その姿。 それは初めて見るのに、何故だかひどく懐かしく感じた。
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