第五話 『ひつようあく。』

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刃物と疲れた体を引き摺って、びぃの元まで戻ろうと後ろを振り返った。 そこにはネーノが立っていて、レモナに怯えた目を向けている。 ああ見られたのか。 これで狂った同族殺しね、と口の端を歪めて笑う。 幼いネーノには、それすらも恐怖の対象だった。 |゚ノ ∀ )「…………おいで」 (;`-´)「だ、だれが……オマエなんかのっ」 |゚ノ ∀ )「死にたいの? 早く来なさい」 (;`-´)「いっ……いやだ! ノーネっ! にげるぞ!!」 |゚ノ ∀ )「あ……待ちなさい、ほら」 (;`-´)「うわぁあっ!?」
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